こちらの患者さまは、前歯が出ているのが気になり来院されました。
虫歯もほとんどなく、キレイな歯をしていましたが、真ん中の2本の前歯が出ていました。
下の前歯も少し前に出ているので、噛み合ったときに前歯がどうしても前に出てしまうのです。
本来であれば、下の歯もセラミックで治療を行い、新しく噛み合せを作り直したいのですが、最小限の治療を希望していましたので、下の歯は少し削って調整することにしました。
歯ぎしり(ブラキシズム)も頻繁に行っているようでした。ブラキシズムがある患者さまは噛み合せの調整が難しくなります。前歯は、ギリギリするときに誘導する役割がありますが、ブラキシズムが強いと歯が削れてしまいます。
ですから、セラミックの治療を行うときは、装着する際の噛み合わせの調整に注意が必要です。調整が不十分だと被せた歯がグラグラして外れたり、セラミックが欠けたりしてしまいます。
こちらの患者さまは、時に問題もなく経過していますので、十分な調整を行うことが出来たのだと思います。
インプラント・審美歯科・ホワイトニング・矯正歯科の豊島区、池袋じゅん歯科 0120-469-465
日付: 2008年9月18日 カテゴリ:クイック矯正・歯並び, 矯正歯科 and tagged セラミック, 出っ歯